最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
「こんな時に悪いけど
週末行ってきていいか?」



「ん?」



「山。
ほら言ってただろ。
大学の仲間たちと山に行くって。」



「あ…そうだったね…
週末だったね。」



「めっちゃ楽しみにしてたんだ。
念いりに予定と計画も立てたし
天気もよさそうで
東京からも何人か
こっちに来るから……」



「もちろん。
山に行ってリフレッシュしてきて。
だけど・・・気をつけてね。」





「まかせとけって~
何度も登った山なんだ。
今回はちょっと違うルートで
行くけど
仲間もいるし天気もいいし~」



翔くんの顔が生き生きしてきた。



「いってらっしゃい。」



「ありがと!!」

翔くんは子供のように
私の頬に自分の頬をずりずりした。



「痛いよ~~
もう~~さっきからキスする時
痛いんだから~~
おひげはキレイにしてよね。」


自分から積極的にキスするのは
初めてだった。



「未来・・・
キャンプ…楽しみだな~」


翔くんと指と指をからませた。
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