最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥

一瞬　はぁくんが
複雑な顔をした気がしたけど


すぐに笑顔になった。


「マジか？
なんかめっちゃ早くね？」



「うん…。
でも未来も翔くんのこと
愛してるって
今回のことでやっと
わかったの。
これではぁくんから
やっと卒業できるよ。」



「俺？」
以外な顔をした。



「そうだよ。
私…にははぁくんと過ごした
思い出からそう簡単には
卒業できなくて…
正直いつも二人の間で
フラフラしてたの……。
ダメな人間でしょ？」



はぁくんは少し困った顔をした。



「あ！大丈夫だって…
私はもう翔くんだけになったから
もう過去の呪縛に縛られないわ。」



「呪縛か？」

はぁくんが笑った。


「でもね…あの日々も私にとっては
真剣だった。はぁくんだけいればいいって
一番なんだろ…安心できた。
いつもそばにいてくれる
離れることなんてないって
信じてうたがわなかったもん。」



「俺だって…
こんなことになるなんて
想像してもいなかったよ。」


はぁくんがつぶやいた。