最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
「先生に約束したんだ。
俺が生きて未来を守るから
安心してくれって…」



「そっか~ありがとう。
今回いつもそばにいてくれて
本当にありがとう。
はぁくんにもずいぶん
甘えちゃったね。」




「俺には甘えろ。
未来はちっこいときから
そうやってきたじゃん。
今まで通りでいいよ。」




「そうだね~」




「おまえがうらやましいよ。
人生に後悔がないって
言えるなんて…こんなに
辛いこと乗り越えて……
そんな風に言えるなんて…」




「だって…全部真実だったから
はぁくんとのカワイイ約束も
翔くんとの恋も
私にとっては全部真実で…
二人の人にしっかりと愛されてきた。
そんな自信がそう言わせるのかな~」



「未来はいい女になったよ。
俺の腕の中の未来は
一人じゃ何もできなかったけど
今は一人で何かをしようとしてる。
俺としては昔の未来が
なつかしいけどね……」


はぁくんが寂しそうに笑った。



「好きな人の腕に抱かれてる時は
やっぱり何もできない未来が
幸せだったと思う。」



「俺は間違ったんだよね。
でも未来にとっては
俺が間違えてよかったんだな。」
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