最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥

「俺は後悔しかないよ…」


「そんな……」

はぁくんが悲しそう。


「留学して…間違えた…
未来から離れるんじゃなかった。」



「はぁくん……
もうやめよう……
後悔するの………。
振り返ってばかりだから
辛くなるんだよ。
これからを考えよう……。
どう頑張って行くのか……」




はぁくんの目が光って
涙がこぼれた。



「はぁくん？」


私は驚いた。



「ごめん……。
未来に今こんなこと言ってる
場合じゃないよな。
だから俺　ダメなんだな……。
先生に比べたらガキだ。
悔しいけど認めるしかない…」



「どうしたの？
変だよ・・・・・。」



私ははぁくんがこんなに
泣くのを見たのは
幼稚園の入園式に私の隣じゃない
ってことで
大泣きした記憶以来だった。



「俺は・・・
ずっと…ずっと…おまえを
愛してきた……。
距離をおいても未来を
忘れることができなくて…
抱きしめてキスしたかった……。
先生と未来が
愛し合うようになって
めちゃめちゃ辛かった……。」


はぁくんの声が
震えた。