★愛してるから








「いいの?」












「えっ?」












「大輔は、ほんとに、私でいいの?」












「いいよ。」












「私が、他の女の子にできることができなくても?」











「いいよ。」












「大輔のこと、おいて逝っても?」













「俺が、最後まで比奈のこと守る。」













「本当に?」












私が、どんな状態になっても大輔は、側にいてくれるの?












「比奈の、側にいる。ズット・・・」












「大輔・・・・」












彼の、真っ直ぐで、真剣な目・・・












いつもより、少し低い声のトーン・・・












左手を握るつよさ・・・









嘘なんかじゃない。












「俺の、隣にいて?」












「うん・・・。」













「俺の、隣でずっと笑って?」












「うん!」













「約束な?」









< 15 / 32 >

この作品をシェア

pagetop