俺様王子×無自覚姫 〜1stage〜




?「何、やってるの?雪ちゃんに。」

その言葉に、男の子はビクッとしていた



階段から現れた人物
それは、充くんだった

なんで?
部活が無くなったから、帰ったんじゃないの?


充「仲良くしてるようには、見えないけどな・・・」


今の充くん怖い・・・
オーラが怖いっていうか


その事は、この人もわかってるようだ


だって、だんだん私から離れているから



それを悟った瞬間に
私はこの人の腕を、なんとか逃れて


充くんの元へ走った




そんな私を
充くんはギュッと抱き締めてくれた


充「もう女の子には、こんな事をしないでね。」


は、はいっ!

そう言い残して
男の子は走ってどこかに行ってしまった


< 118 / 144 >

この作品をシェア

pagetop