俺様王子×無自覚姫 〜1stage〜




「ありがとう、充くん。」

充「怖かったでしょ。泣いて良いんだよ?
誰もいないから・・・」


さっきより強く抱き締めてくれた


温かくて
安心できて

さっきまで、我慢してた涙が どんどん出てきた



どれぐらい経ったのかな

充くんのおかげで、泣き止む事ができた


感謝しきれないよ

「ホントにありがとう、充くん。」


充「良いよ、良いよ。
俺このあと太一を待ってるけど・・・」


1人で大丈夫か?
って事を言いたいんだよね
充くんは、優しいから


「大丈夫だよ。杏がいるから。」


充「ん。じゃぁ、ね。」


池田くんを、待たなきゃいけないということで

充くんとは、途中で別れて1人で教室に向かった



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