俺様王子×無自覚姫 〜1stage〜
「じゃぁ、私の事も名前で呼んでくださいよ(笑)」
「おぅ。もう休憩終わるから」
「あー。そうですねっ。頑張ってね仁くん!!」
バイバイと言って、走って行っちゃったっけ
仁くん、ありがとう
親切にしてくれて
「おい。」
肩をツンツンと、つつかれた
クルッと振り向くと、五十嵐さんがいた
「何ですか?五十嵐さん。」
「今日の俺らの練習、見てくんだろ?
太一が電話くれたけど・・・?」
「あーそうです。良いですか?」
池田くん、電話してくれてたんだ
「あぁ。良いぜ。」
ここ座れっと、ベンチみたいなところに座らせてもらった
「俺も練習入るから。じゃぁな。」
そう言って、ポンポンっと私の頭を叩いて
五十嵐さんは、練習に戻って行った
五十嵐さんは、怖いなっと思ってたけど
部員に好かれてるみたいだし
意外と優しいし・・・
ポンポンっと頭を叩かれた時には、安心したっけ