【完結】キミと運命と裏切りと涙。







「……いや、そーゆうわけじゃない。ただ心配だっただけ」


「そうですか……でももしそれが原因で責任感をじさせたんなら、きちんと謝ります。すいません」


「別に謝ることはないさ、ほんとに気にするな。……別に責任感じてるわけじゃないから」


「……ならよかったです」


「でも意外だな」


「……なにがですか?」


「笹川がそんなこと言うなんてさ。一体どーゆう風の吹き回しだ?」


「……別に深い意味なんてありません。勘違いしないでください」


「もしかして……ほんとは笹川のほうが責任感じてたんじゃないのか?」


「……え?」
< 226 / 544 >

この作品をシェア

pagetop