【完結】キミと運命と裏切りと涙。
出会った当初の先輩の印象は、"あたしと話す人なんて居たんだ"みたいな感じだった。
みんなあたしと話そうとしないのに、先輩はあたしに優しく声をかけてくれた。
……思えばその時から、あたしの運命の歯車は回り始めていたのかもしれない。
先輩と出会ってなかったらきっと、あたしは今頃違う人生を歩んでいたのかもしれない。
最初は好きってことがよくわからなかったけど、先輩と何度もぶつかり合っていくうちに先輩の優しさに自然と惹かれていた自分が居た。
きっと先輩とだからこそ、その壁を乗り越えていたのかもしれないね。
いまあたしは先輩に感謝してるよ。