【完結】キミと運命と裏切りと涙。
今まで誰かを本気で好きになったことなんかなくて、こんなに誰かに罪悪感を持ったこともなかった。
でもいま初めて、"罪悪感"という罪の重さに気づいた。
誰かを愛するが故に誰かを傷つけてしまうこともあるんだと、この時初めて気づいてしまった。
好きだからこそ辛くて、好きだからこそ罪悪感を持ってしまう。
それは時に自分をも傷つけ、時に誰かを傷つけてしまう。
……それはきっと誰かを愛することよりも辛いことなのかもしれない。
恋愛はほんとに難しい。
いくら好きだとしても、それは時に相手を傷つけてしまうことになるのだから。