大好きな君へ!


2時限______...


「起立!! 礼!!」

「着席!!」


ふぅ・・・・

間に合ったわ。


チラッ...


「!!」


なんで幸村!?

廊下になんで幸村がいるの??

幸村は私に向かって手を振っていた。

生徒会のメモ・・・?

後ろには会計と書記がいた。

緊急の生徒会会議かな?


緊急・・・?

でも、私は聞いてないな。

会長の私以外は知っている...?


「先生!」


私は、挙手した。

「真実さん? どうかしましたか?」

「あ・・・あの」

チラッと生徒会たちの方を見た。


「生徒会で話があるんです」

「あぁ、そうか? 
今日は話し合いが授業中に行われるのか?」


あ・・・。

授業中に会議を行われるのは、
滅多にない。

けれども、生徒会メンバーは従って抜けてきている。


でも、どうして?

どうやって?


「先生、緊急です。
今すぐ行かなくては行けません」


私が伝えなくては、

私が言わなくては、何も始まらない。




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