マザーオブパールの魔法
 「初めまして、五十嵐淳です。」
こちらの男性はおっとりしていて、優しそうな人だった。

 「初めまして。山本清來です。」

すると、彼らから食事に誘われた。
私は少し迷ったが頷いた。
食事中も会話が途絶えることはなく、楽しい時間を過ごせた。

会計の時、鞄の中から財布を取り出そうとした時、
 「あっ、いいよ。俺が払うから。」
そう言ってくれたのは、些山さんだった。

帰りは偶然にも五十嵐さんの住んでいるアパートが私の階の上の階であることが分かり、一緒に帰ってくれた。
アパートに着き、五十嵐さんにお礼を言った後、お互いに部屋に入っていった。

私は水をコップ1杯飲んだ後、ベッドに横になって、そのまま寝た。


枕元にペンダントを置いて。
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