-ネェ…アタシトアソボ

そして
―昼休み―

『さきち…今日わありがとう…』

「んなもん気にせんでえぇわ!またなんかあったらゆーて!」
『うん☆ありがとう!てかさ、さきちって方言あるから、怒ったら怖いよね!』

………っ!こいつ以外に毒舌やんか…恐ろしーわあ…でもえぇ奴や。ハッキリ言ってくれたらあたしも助かるしな!



「方言あるゆーても、あたし大阪やし…あたしもおばさんになったら、パンチパーマかな…?いやいやWあらへんわWあはは」

『あはは!さきちがパンチパーマとかありえない!Wぷはは………あ…さきち!あのヤンキー君さきちの事見てるよ?』

「あ?……(うっわーなんやあの顔、えらいタイプやんか!///)」

『さきち顔赤いよ?、熱あるの?大丈夫?』

「…あ!なんでもない!てかさきちじゃなくて、さきって呼んで!☆(ニコッ」

『わかったあ!てかさき今の笑顔超可愛かった!☆さきやっぱモテるよなースタイルもいいし、顔小顔だし!可愛いし!うらやましいよー』

「なにゆーてんの、お世辞わ…………………(うわ、さっきの子まだこっち見てるやん…)」
『さーき?』

「あ!な、なに?どおした?」

『んもー、ちゃんと聞いてなきゃダメだよ?』

「ごめんごめんWどおしたん?」

『今日わ4時間授業だからもう帰っていいらしいよ!だから帰ろ☆』

「ほんま!?ラッキー!☆今日寄りたいとこあんねんけど一緒に来てくれる?」

『ごめん!今日わ無理なんだあ…彼氏と』

「彼氏いたんか!初耳や!あたしも…はよつくらんとなあ…青春したいー!!!!」

『あははは!さきならすぐにできるよ!☆可愛いし!』

「ははは…ありがとう!W」
『じゃあ、あたし先に帰るね!バイバイさき☆』

「バイバイ」


「みんな帰ったし…あたしも帰ろっかな」
とあたしが一人で呟いたら後ろから…
『さきちゃんだよね?話があるんだ、屋上に来てくれる?』
………誰?でも超かっこえぇやん!ドストライクゾーンなんやけど…!!!

「あ、うんわかった!」


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