キケンな幼馴染み。
「か…傘とプリント届けに来ただけよ!」


引っ張っても手は離れない。


「みゅーに会えるなんて嬉しいー…」


悠くんが力強く手を握る。


「私もう帰るから…!」

「えーもうちょっといてよ…」

「離し…!」

「もうちょっと遊ぼうよ…」


そう言って、悠くんは私を引き寄せた。
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