キケンな幼馴染み。

「それにみゅーをもっと好きなれた…」


ねぇ……

待ってよ…


「これからもずっと大好きだから…」


置いてかないでよ…

また私を一人にするの…？


「バイバイ」


繋いだ手が離れる。

追いかけたいけど足が動かない。

悠くんが視界から消えた。

何もできない自分が情けなくて…

悲しくて…

辛くて…

私は大声で泣いた。