キケンな幼馴染み。
花瓶が割れた音がロビーに響いた。

サッと辺りが静まり返った。

すかさずホテルの従業員が近寄る。


「お客様大丈夫ですか!?」

「あ…はい」


驚いて間の抜けた返事をする。

従業員はホッとした顔をして、割れた花瓶を片付け出した。
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