キケンな幼馴染み。
「私と結婚…」


その言葉を言い切る前に、体が引き寄せられた。

気付くと悠くんの腕の中にいた。


「分かった…!分かったからそれ以上言うな!」

「え…?」


悠くんが腕を緩める。


「嬉しすぎて照れるだろ…」


そう、悠くんは真っ赤になった顔を手で隠しながら言った。

私もそれを見て、恥ずかしくなる。
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