キケンな幼馴染み。
「君か、悠をたぶらかしているのは」


後ろから声した。

悠くんのお父さんだ。

冷たい視線が私を見る。

私は一瞬で凍り付いた。


「いいえ父さん、この子は…」


そんな私を温めるように、悠くんが肩を抱く。

そして強くこう言った。
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