キケンな幼馴染み。
あれはいつものように二人で遊んでいた時…


「わぁ!みゅーちゃんすごい!」


地面に自分の名前を書いていると、悠くんが大きな声で言った。


「みゅーちゃん自分の名前書けるの?」

「うん!お母さんに教えてもらったんだ」

「いいなぁ…僕、書けないんだ」


私は落ち込む悠くんを見て、また手を動かした。
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