Real☆〜好きになってはイケナイ〜
突然目覚めた光太郎。
『いぇ、なっなな…にもナイです!!はい。
足下で何か光ったから…
拾い忘れのビーズかと…』
ウソをつく。
光太郎くんには、反射的に防衛本能が働く。
だって…光太郎くんのツッコミって、きついんだもん。
バカにされちゃったら、
けっこうへこむんだ…。
「ふぅ〜ん…」
もういい、気にしない、気にしない!早く全部つなげちゃお!!!
「おまえってさ…、ちょっと不器用??」
……ぐさっ!!
男の子には、言われたくないな…。
「そっそっ、そうなのかなぁ〜。
ハハ…よくわかんないや…ハハハ。」
『時間かかりすぎ…』
返す言葉もないですよ////ハイ。
『かせっ!!!』
突然、光太郎くんのおしりが、私の席から私を追い出そうとした。
座席の3分の2は光太郎くんのおしりで、あとは私。
一人用の席を二人で座っている状態。
これは、まずいよね……