ますかれーど
ーーーーーさん
ーーー‥きさん?
「銀崎さん?」
ぅわっ!!え?なに!?
「大丈夫?」
「え?あ、え?」
「ここはどこですか?」
「あ‥生徒会室?」
「今日は何曜日ですか?」
「んと‥月曜日?」
「僕は誰でしょう」
「紺野(コンノ)‥生徒会長デス」
「全問正解です」
ふふふと瞳を細める生徒会長は、私の横に座り直して顔を覗き込む。
「大丈夫?」
優しく、妖艶な雰囲気の光を放つ、紺色で切れ長の瞳。
整った顔立ち。
学力はもちろん。
人気、実力、共に備えた我が校の誇る生徒会長。
「あー‥大丈夫、デス」
「そ?なら良いんだけど‥」
私の頭をポンポンと叩いた生徒会長は、書類を片付け始めた。
「今日はもう、終わろうか。ね?」
「あ、はい。すみません‥」
生徒会長は、気を使ってくれてる。
私がココロ此処に在らずだからーー‥
一昨日のあいつの言葉。
『仮面、割れてるよ』
『もっと自由に生きなよ』
その言葉が頭の中をずっと回ってる。
何故?
なんでそんなコト言うの?
ってか、あいつは誰だ。
「銀崎さん?」
「あ、はい」
「ふふふ。また飛んでる」
「あ‥すみません」
「きっと、疲れてるんだよ。報告は僕がしとくから、明るいうちに帰りな?」
ーーーーー‥
はぁー‥
そして結局ここに来るんだな。
こんなに早く家に帰る気もないし。
部活は休みだし。
はぁー‥
ピンク色のチューリップがゆらゆら揺れる。
私のため息が風をおこしてたりして。
左右に揺れるチューリップ。
それを眺めながら、顔を半分 腕に埋めて赤いベンチの上で三角座りをする。
こうすれば、口が塞がれてため息が出ない。
「ねぇ、いつもここに居るんだ?」
それは、一昨日 聞いた少し高めの声。
「暇なんだねっ」
暇じゃないけどね。
「喋んないの?」
こいつ‥私の癒やしの場所を。
「ねぇ」
喋るかっお前なんかと!
「銀崎先輩」
なんでコイツ私の名前を知ってるんだ?
「言って良い?」
コイツは、なんか駄目だ。調子が狂う。
ってか、むかつく。
「パンツ、見えてるよ」
ーーー‥きさん?
「銀崎さん?」
ぅわっ!!え?なに!?
「大丈夫?」
「え?あ、え?」
「ここはどこですか?」
「あ‥生徒会室?」
「今日は何曜日ですか?」
「んと‥月曜日?」
「僕は誰でしょう」
「紺野(コンノ)‥生徒会長デス」
「全問正解です」
ふふふと瞳を細める生徒会長は、私の横に座り直して顔を覗き込む。
「大丈夫?」
優しく、妖艶な雰囲気の光を放つ、紺色で切れ長の瞳。
整った顔立ち。
学力はもちろん。
人気、実力、共に備えた我が校の誇る生徒会長。
「あー‥大丈夫、デス」
「そ?なら良いんだけど‥」
私の頭をポンポンと叩いた生徒会長は、書類を片付け始めた。
「今日はもう、終わろうか。ね?」
「あ、はい。すみません‥」
生徒会長は、気を使ってくれてる。
私がココロ此処に在らずだからーー‥
一昨日のあいつの言葉。
『仮面、割れてるよ』
『もっと自由に生きなよ』
その言葉が頭の中をずっと回ってる。
何故?
なんでそんなコト言うの?
ってか、あいつは誰だ。
「銀崎さん?」
「あ、はい」
「ふふふ。また飛んでる」
「あ‥すみません」
「きっと、疲れてるんだよ。報告は僕がしとくから、明るいうちに帰りな?」
ーーーーー‥
はぁー‥
そして結局ここに来るんだな。
こんなに早く家に帰る気もないし。
部活は休みだし。
はぁー‥
ピンク色のチューリップがゆらゆら揺れる。
私のため息が風をおこしてたりして。
左右に揺れるチューリップ。
それを眺めながら、顔を半分 腕に埋めて赤いベンチの上で三角座りをする。
こうすれば、口が塞がれてため息が出ない。
「ねぇ、いつもここに居るんだ?」
それは、一昨日 聞いた少し高めの声。
「暇なんだねっ」
暇じゃないけどね。
「喋んないの?」
こいつ‥私の癒やしの場所を。
「ねぇ」
喋るかっお前なんかと!
「銀崎先輩」
なんでコイツ私の名前を知ってるんだ?
「言って良い?」
コイツは、なんか駄目だ。調子が狂う。
ってか、むかつく。
「パンツ、見えてるよ」