PROMISE―愛の歌―


残り1本の傘に手を伸ばそうとした時だった。


もう1人傘に手を伸ばそうとして居た人が居て手が触れた。


『あっ…』


思わず顔を上げあたしは傘から手を離す。


するともう1人も遠慮してか手を離した。



外はまだ雨が止む気配は無くそれどころか強くなって来てる気がする。



この人に傘譲った方が良いかなぁ…。


でもあたしも待ち合わせ場所に行かなきゃ行けないし…。
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