〜恋色のCeremony〜
きいぃぃ…
「由紀!いた!…………ってあれ?」
そぉっと近づく聖矢
由紀の寝顔を覗き込む
「……可愛い」
起きている時の顔は怖いイメージとか多かった
寝ている時の顔は幼い感じでスヤスヤ……
「由紀もこんな顔するんだ……」
由紀の隣に座る聖矢
そのまま寝転んだ
「オレも……眠くなって…来…た………」
大きなあくびをして、由紀の手を優しく握った
「……冷たい」
由紀の手……氷みたいに冷たいんだ……
だから死神とか言われてんの?
「………」
もう………いいや…寝る
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
「ん………」
目が覚めた
「ん?……」
誰かいる…
目がぼやけててよく見えない…
じぃーーーーー………
「杉野ぉ!!?」
は?何で杉野がいんの?何で…
「スウスウ」
寝てんの?
「杉野……」
「」
「おい杉野」
「」
「起きろよ……」
「」
何でだろう
寝顔が……可愛らしい///
「うざいと思っていたが……寝顔がこんなにも幼いとは…」
杉野も…私の寝顔、見たのかな
絶対見たな…
「!!」
いやいや、とかめいてなんかじゃねーぞ?(汗
ただ………
何だろう……
何で胸が苦しいんだ?