Heart of Melody
「でもさ、そうやってたって何も始まらないよ?叶えたいなら、頑張らないと!
どっちかが頑張らなきゃずっとこのままじゃん?」
由紀ちゃんは、ねっ(゚▽^*)とうちの背中を叩いた。
「頑張りなよ、なっちゃん!可能性があるんだから、その可能性に賭けてみようさ!」
「わかってるよ、この気持ちを諦められないのも叶えたいってどこかで思ってるのも」
うちは、空を見上げた。
空は晴れて星が瞬いてる。
(長月は、今なに考えてるのかな...)
テレパシーでも使えれば良いのに。
なんて妄想ばっかり広がって、結局は頑張れない自分がムカついていた。