Heart of Melody
放課後、葉月と三組の教室で話していた。
「皐月さぁ、俺を嫌ってんのかな?」
「わかんねぇけど…水無月に聞いてみれば?」
「聞けるわけねぇだろ…」
と葉月が言いかけてドアがガタンと音を立てた。
「…!誰か居るのか!?」
葉月がドアを勢いよく開けた。
「はっ…葉月ι」
そこには皐月と水無月が居た。
「……こうなりゃ、二人で話せば?」
水無月はそう言ってどこかへ行った。
俺も四組で話が終わるまで待つことにした。