Heart of Melody



「もう言っちゃったんだ~」


「げ、知ってたの?」


歩夢はビックリしていた。


「まぁ…聞いちまったからな」


俺は頭をかきながらそっぽを向いた。



「ちっ!!ごちゃごちゃうるせーんだよ!!消え失せろ!!」


水無月がキレながらボールを下にたたき付けた。



「「………」」


俺らは呆然としていた。



パァン!


「くっそーι」


男子がひざまづく。


「はい、次ー♪」


男子を片っ端から潰してる水無月。


「怖い女ι」


「キレたらヤバいな」


「でも可愛いからこっちがキレられないι」


男子の会話が耳に入る。



「歩夢のせいじゃん!!」


男子の怒りの矛先が歩夢に向かった。


「なんで俺に~」



歩夢はそれから5分くらい追いかけ回されていた。




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