Heart of Melody
「わーιヤバ」
水無月の家の前まで来たんだけど...。
「どした?」
「家の鍵無いんだけどι」
水無月は苦笑いしながら振り向いた。
「はー?…ならさ、俺ん家来いよ」
俺は水無月の腕を引っ張って傘に入れた。
「いっいいの...??」
水無月は俺の目を覗き込んだ。
「風邪ひかれても困るしな」
そして俺の家に行った。
「ただいまー」
俺が家のドアを開けた。
「にいちゃん!!お帰り!あれ?誰?」
俺の弟拓夢が走ってきた。
「あっ、コイツは水無月。俺の彼女♪な?」
俺は少し顔を赤らめながら水無月を見た。
「うん、よろしくね...っと名前は??」
少し照れながら水無月は言った。
「俺は拓夢!小2!」
「拓夢くんかぁ~長月とそっくり!」
水無月は拓夢の頭を撫でた。
(拓夢ズルイ)
弟にまでヤキモチを妬いていた俺だった((笑