Heart of Melody



帰り道。


「師走、学校来て良かった」


長月は空を仰ぎながら呟いた。



「水無月ッ!なんか師走と仲良いけど、俺ヤキモチ妬きだからあんま仲良くすんなよ!?/////」


長月は顔を赤くして言った。


「当たり前でしょ?
長月って可愛いなぁ~(¬w¬*)」


「////!!うるせっ」


長月はうちにデコピンした。


「ふっふん!仕方ねぇだろッ不安なんだよ…」


ひねくれ者だから素直になかなか言わないから…。


「じゃあどうしたら不安は無くなる?」


「……」


長月は何も言わず、うちを抱きしめた。



「………抱きしめたり、キスするのを拒まなければ…良い」


長月って可愛い奴。



「わかった」


うちも長月の後ろに手を回した。


そこを師走は見ていた。




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