Heart of Melody
Ayumu's Melody
昨日、散々考えたんだ。
やっぱ、師走と水無月はもうお互いを想ってる。
俺は、きっとまだ水無月を好きで居るかもしれないけど、師走と険悪になったって意味ないし。
未練は捨てる。
でも、水無月を想うことだけは、やっぱやめられないけど...。
頑張れ、師走。
「「感動!((o*>д<)o」」
水無月と睦月は出来た七宝焼を見てハモっていた。
俺と師走も焼いて、出来た。
「わιこのビーズとこのビーズくっついちゃった!」
「あーぁ歩夢ドンマイ」
「うー(;´∩`)」
何となく成り行きで水無月達と行動し、午後はガラスの装飾をやって、バスに乗った。
「次、温泉?」
水無月が睦月に聞いていた。
バスの席が前に水無月達、その後ろに俺ら。
「ぁ、そうだねι面倒」
睦月は眉間にシワをよせた。
「だよね!」
温泉に付き、温泉に入り、またバスに戻った。
「女子おせぇι」
師走は思わず呟いた。
髪を乾かしてるのか遅い。
「確かに…居る女子髪短いか乾かしてないね」
俺も溜め息混じりに言った。
「前、邪魔するよ!」
睦月が前に座って、横に荷物を置いた。
「睦月、水無月は?」
師走が聞いた。
確かに、いつも一緒なのに居ない。
「髪乾かすって!風邪引きたくないからってさ
うち面倒だから乾かさずに来ちゃったし」