Heart of Melody



会場の学校に着き、うちの学校に割り当てられた部屋に行った。

(男女混合かよι)



「よっし!なっちゃん頑張ろうね!」


「うん!里佳は唯一のサウスポーだから頑張れよ(¬w¬*)」


「ぅ…そだねι」



女子は初めてだから楽しみなのかテンションが高かった。



最初、戦う場所へ行ったら女子とはフェンスを挟んで向かい側だった。



しかも荷物置き場はフェンス挟み背中合わせだし。


まぁ水無月のプレーが見れるから良いか。



水無月は案の定、一番手。

女子チームが少ないため、女子も男子と戦う。

しかも全体のチーム数が少なめだから同じ学校で戦うこともある。

組み合わせ表を見れば、当たることになっている。


だから、今水無月達女子は男子と当たっていた。

しかし。



バシィッ!!!


「うわっ!」


「女だからってナメんじゃねーぞ、ゴラ!」


水無月が殺し屋の目で相手を睨みつけた。


「…水無月何があったの?」

俺は睦月に聞いた。


「あぁ、フフッ
うちらが荷物置いてるときになっちゃんがオーダー用紙をアッチに渡しに行ったら
あんなチンチクリンに負けるかっつーのって言ったのが聞こえたらしくてさッ」


笑いながら睦月は言った。


「それで………((笑」




< 92 / 134 >

この作品をシェア

pagetop