あなたの笑顔をみていたい




よし!今日も歩のところ行こ!


私はいつものように部活が終わると

すぐに帰る準備をする。


すると朱莉が



「ねぇ、今日秀維と帰るからもう行くね?

真子はどうするの?」



どうするのって・・・



「歩んとこ行くよ」



「え・・・?」



朱莉は驚いていた。


いつものことじゃん・・・




「どうしたの?

なんかあったの?」



「う、うぅん!なんでもない!

それじゃ、もう行くね?ばいばい」


「うん、ばいばい」



・・・朱莉どうしたんだろ?

なんか最後焦ってたし・・・




ってか・・・



秀維と帰るって言ってなかった!?


あの2人どんだけ進んでんのよ!


なんか気になってきた・・・

よし!明日聞かなきゃな!





私はこんなのんきな事を考えていた。


今から・・・


私たちにとって


ツライ事実を知る事になるなんて

知らないで・・・



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