あなたの笑顔をみていたい
でも
ここで言わなきゃいけない気がした。
秀維も朱莉も・・・
なにより真子にこれ以上
心配かけさせたくなかったから・・・
「じゃあ・・・単刀直入に言う。
俺は・・・
もうバスケができなくなるかもしれない」
・・・とうとう言った・・・
俺が言い終わると
真子は崩れ落ちた。
すぐに朱莉が駆け寄る。
そして・・・
2人で抱き合って泣いていた。
どうして今、俺が真子を慰めて
あげられないんだろう・・・
なんで真子を悲しませるような事、
俺がしてんだよ・・・
俺は自分を憎んだ。