あなたの笑顔をみていたい




「わかった・・・話すよ」



俺がそういうと

真子は静かに笑って俺のベッドに座った。


秀維と朱莉も近くのイスに座る。






「俺は小学生のときから秀維と一緒の

ミニバスに入ってて、バスケしてた。

そのころからバスケが楽しくて、

すごく夢中になってたんだ。


俺が4年生のとき、県大会にでたんだ。

そんとき俺はベストでうれしかった。

今までがんばってきたことが出せる、

そう思ってたから・・・」



そこまで言うと

朱莉が悲しそうな顔をした。



・・・そっか・・・


朱莉は続き知ってんのか・・・






「でもそんときに・・・俺・・・


足怪我したんだ」




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