あなたの笑顔をみていたい




もう少し奥を見てみると

歩が踊ってる姿が見える。


他の男子や先輩と楽しそうに

踊ってた。



「・・・楽しそうだなぁ・・・」




私もあんなに踊れたらな・・・




「まーこちゃん!」


「うわぁ!?

・・・び、びっくりしたぁ・・・」



そこには笑顔の彩先輩がいた。



「真子ちゃんびっくりしすぎ!」


「誰でもびっくりしますよ・・・」



心臓飛び出るかと思った・・・

絶対ちょっと寿命縮まった。



「ごめんごめん。

で、真子ちゃんまだ踊れないの?」



「・・・はい・・・」



だってこういうの苦手なんだもん。


「彩先輩は踊れるんですか?」


「あ、私?

うん!踊れるよ!

踊れるようになったら楽しいよ?」



でもそれ以前に踊れないから、私・・・



「なんで踊れるんですかー!?

こんなに難しい踊りを・・・」



彩先輩もだけど朱莉も・・・

それに歩も。

みんな踊れてるしー・・・





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