あなたの笑顔をみていたい



「ま、別に悪いことじゃないし。

いいと思うよ?」



・・・最後まで心を読まれた私は

もう返す言葉もなくなった。



そのとき秀維は笑い疲れたのか

なぜか息があがっていて



「あぁー疲れた・・・

朱莉帰ろうぜ!

送って行ってやるからさ」




「え、ほんと!?

・・・ということで

私たち帰るので!


真子!明日には絶対踊り

覚えてきてよね」




朱莉はそういうと

秀維と一緒に帰っていった。




・・・これを一般的には

嵐が去ったと言うのだろう。





「んじゃ、俺らも帰るか」


「うん!」




あ・・・家に帰ったら踊り覚えなきゃ。




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