あなたの笑顔をみていたい
「大丈夫だって。
仕事あんのも真子も一緒じゃん?
それにほんとにペアだったし!
まじみんなより練習できて
ラッキーって感じ」
そういってニコって笑う歩。
やっぱり体育祭楽しみなんだな・・・
男の子だもんね。
それに歩運動神経いいから
もっといろんな種目に
でたかったんじゃないかって思う。
でもリレーできるだけいいよね。
走順も私の次だし。
あ、ちなみに歩の次は朱莉。
ここバスケ部そろってるし
最後のほうだから・・・
けっこう重要なんだよね・・・
「・・・??
なに真子?考え事でもあんの?」
歩が私の顔を覗き込む。
「え!?
べ、べつにないよ!!」
やばっ・・・
また顔にでてたのかな?
でもまぁ
・・・どうでもいいことだし・・・
「そう?ならいいや!
あ、そろそろ校庭行こうぜ!」