あなたの笑顔をみていたい





そう言われて校庭にでた私。

歩は委員会の仕事ですぐ

どっか行っちゃったし、

朱莉は秀維と写真撮ったり・・・


私の仕事はまだだしなぁー・・・



何をすればいいかわからないまま

外に出した自分のいすに座る。



どれくらいボーっとしてたのか、

いつの間にか学年別リレーになってて


「真子、行くよ!」


って朱莉に無理やり連れて行かれた。

無理やりっていっても

どっちみち行かなきゃだったから

別にいいんだけどね・・・



何も反応しない私に

痺れを切らした朱莉が叫んだ。


「・・・真子!!!!」


「うぇ!?」



ついつい変な声がでてしまった。



「うぇ!?じゃないわよ!

今から大事なリレーなの!

寝ぼけてないで、がんばるよ!」




「は、はい・・・」



そっか・・・リレーか・・・



ん??リレー・・・






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