あなたの笑顔をみていたい




それ以前に私には

今の歩が神様にしか見えないから。



・・・なんて言ったら

歩に怒られるだろうな・・・




「ちょっとあんたたち?

もうすぐでリレー始まるんですけど?」



そうニコニコ笑いながら

私たちに近づいてくる朱莉。

その顔には笑顔・・・

ではなく黒いオーラの出た

おそろしい表情を浮かべていた。




「「・・・すみません」」



2人して謝る。



「まったくもう!

どんだけ余裕なんだか・・・

あんたら重要なんだから

絶対に抜かされたりしないでよね!」




「大丈夫だよ」



・・・多分・・・




「真子?なにか言った?」



「い、いえ・・・」




もう考えないことにしよ・・・





< 150 / 267 >

この作品をシェア

pagetop