拘束お姫様 *番外編開始





( 好きになってしまいました )


「・・・・・」


頭が、上手くこの状況についていかない。
先ほどまで彼女の頬に触れていた手も、今では離れている。


熱に苦しみながらも、必死に想いを伝え、そして今 この閑静さに、きっと彼女の心は 不安に包まれているに違いない。


「―――シンデレラ、」


僕は 君に溺れている。
誰にも触れさせたくないほど、君を愛している。



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