拘束お姫様 *番外編開始



「さぁ、まだ起きるのには早いから」


優しい手つきで 彼女を横にして、


「また、夢の中へ」


彼女の耳元で囁く。
それはまるで、眠気を誘うような口調だった。


「おやすみ」


頬に口付けをされたのを最後に、シンデレラは夢の世界へ 落ちて行った。



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