拘束お姫様 *番外編開始



「・・・・・ガイル、行くぞ」

部屋を出れば すぐそこに、彼の使者――ガイルが待機していた。

「既に深夜ですが、眠らなくても良いのですか」

「あぁ、別にいい。 朝までに 彼女の事について、全て調べるんだ」

「 御意」


誰もが寝静まった中、彼らの夜は まだ来ない。



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