拘束お姫様 *番外編開始





5日が経ったある日、彼女はある事を聞いてしまった。



「王子様が毎晩出掛けているのは、女の所へ行っている、って噂よ」


たまたまメイド達が話していた事が、彼女の耳に入ってしまったのだ。


「あ、お…お姫様・・・・」


「あの、お姫様。 これは、噂に過ぎませんの」


メイド達は必死に、フォローをする。


「気にしないでください」


ふわりと微笑むシンデレラに、メイド達は予想外だった。


「元々、あたし達はそういう関係でもなかったので・・・・」


そう、彼女は 無理やりここで住むようにされたのだ。


愛 なんて、ないに決まっている。



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