俺様な年上彼氏!

「結構ヤバかったね。声、凄い聞こえてたよ」


「お願い、それ以上言わないで!」


思い出しただけで、恥ずかしくなる。


「別に、あれくらい普通でしょ」


「どこが?」


「茉莉が可笑しいんだって!そんなんじゃ、お兄ちゃんも大変だなぁ~」


「もう~!」


香織の馬鹿~!!


「まぁ、そんな怒んないでよ。デートの約束はできた?」


「うん。明日の10時に駅前」


「そっか、良かったじゃん」


「うん」

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