嘘だらけな君
好きじゃない
「先輩、好きです!
付き合って下さい!」
勇気を振り絞った告白。
期待だけが膨らむ。
「…ごめん、君とは付き合えない」
あっさりと
玉砕してしまった。
私の脳内に
ある1人のことが
思い浮かぶ。
「え…な、なんでですか?」
声が震える。
まさかまさかまさか
「なんで...って
君、10股してるんだって?
浮気するような子とは
付き合えないよ」