短篇集←仮タイトルです;;
放課後、いつものように拓斗を待つ私。
「ごめん。待った?」
きた。今日こそちゃんと言うんだ。
「好き」という2文字を。。。
「あっ、拓斗!!!これ、みんなからのチョコ。毎年毎年もてるねー」
まだ私があげるチョコを渡してはいない、緊張する。
でも渡さなくちゃ。
渡そうっ!!!
そう思ったとき
「羽流那はどうとも思わないの?俺がこんなにチョコもらって。」
「えっ・・・??」
どういうこと?何が言いたいのだろう。本当は嫌だって言ってもいいのだろうか・・・
そんな風に悩んでいる私に拓斗は
「あっ、今の気にしなくていいから。あー今年もチョコこんなたくさんで食べきれるかなー」
そういって無邪気に笑う拓斗。
「・・・・・き。・・・・・だょ・・・。」
「えっ!?ごめん。もう一度いって?聞こえなかった。」
「拓斗が好きなの。チョコたくさんもらってる拓斗なんて嫌・・・。」
あっ。いちゃった・・・。
「・・・・・・・・・。」