迷姫−戦国時代
枇杷の国
「全てが変わろうと某には関わりなど無い」
「全てが変わろうと俺には関係無い」
「某はただ己の意思の間々するだけだ」
「俺は誰にも指図されない」
「貴殿達を許した覚えなどない」
「あんたらはこんな俺をどう思う」
「もう手にする事は出来ないのだろうか」
「俺は二度と手にするまい」
「あの頃は今でも某の中へと色鮮やかに残っているのに」
「過去には振り返らない」
「無くしてしまった。無くしてしまったのだ」
「全てを捨てたのさ」
「「あの頃の思いを全てを・・・」」
「無くした」
「置いてきた」
「「あの琵琶と共に」」