迷姫−戦国時代
「お呼びでございますか父様。美羽でございます」

襖が開けられ中には
父様に続き兄様、その他家臣が極数名がいらした

指名された場所に座ると父様を真っ直ぐに見据えた

「美羽よ、今から重大な事を話すのでしかと聞きなさい」

「はい」

いつにもまして真剣な父様に私は背を伸ばして聞いた

「そなたには消えてもらわなければならない」












沈黙が部屋に流れた

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