机の上のラクガキ



「おはよ~…」


私は軽く背伸びしながら洗面所へ行った

「あら、珍しいわね、2度寝しないなんて」


やるときはやるんですよ!!


「ご飯できたからね~」


お母さんがいつもの調子で言う


「ありがとー」


私は顔を洗い終わり リビングに行き椅子に座った


「お姉ちゃん、独り暮らしとかしないの~?」


お姉ちゃんは高校
ももう卒業し、
それなりの学歴も
残してる

大学も第1希望に
受かり、独立する
のに十分な年


「考えてるんだけどね~、なかなかいいとこが無いんですよ」


独り暮らしが1番
の夢だとかぬかして金もためまくってたくせにw

するとお母さんが
いかにも


『早く食べないと朝食が冷めるでしょ!』

という視線を
みんなに送ってきていたのでみんなさっさと朝食を口に運び食べ終わった食器をさげた


「ごちそうさま!」


揃ってそう言うと
お母さんはにっこりと微笑んで食器を洗い始めた

私は歯磨きをし、着替えて支度をしていると

チャ~ララ~ララ~♪

携帯が鳴った

《メール受信》
From:梨杏(りな)

梨杏からだ♪

梨杏は小学校からの私の親友

なんだろう?

そう思いメールの
内容を見た


【クラス替えがあるかも!!(汗)】


ふ~ん…

……。

えぇぇ!?

なぜになぜに!?

とりあえず…


「い、いってきまぁす!」


家を出た
< 5 / 11 >

この作品をシェア

pagetop