水魔法と闇魔法
モンスターから殺気は感じられず、彼女の目の前で止まった。
「その者、名を」
「は…え?」
「名を」
モンスターの゙上゙から凛とした声が響いた。
「名…って…えっとラーナです」
ラーナの目線の先にはモンスターの上のひとりの
゙ソルジャー゙
に向けられていた。
ソルジャーは懐から小さいメモを取り出し、さらさらと何かを書き始めた。
ソルジャーはモンスターの上に乗っており、
モンスターはじっと大人しくしていた。